2024年10月5日(土)、多賀城市中央公民館にて体験講座『紙とえんぴつで考えた「かたち」を3Dプリンターで作ってみよう!』を出展しました。今回、日本積層造形金属株式会社様が初出展されるということで、それに合わせて私たちも3Dプリントをテーマにした講座にしました。これはもともとサイエンスデイ2022@東北大学で出展した内容であり、今回が本テーマの3回目となりましたが、毎回、大変楽しんでいただいています。3Dプリンタの教室となると、3Dモデリングソフトなどを使ってモデル作成を行い、3Dプリントしてプレゼントする内容が典型的ですが、本講座ではプリントに作りたい形状の輪郭を描いてもらい、その輪郭の中を手動で三角形分割してパソコンに読み込ませるということを行います。パソコンではその形状を押し出して立体化し、クッキーのような平べったい形のものの3Dモデルを作成します。この作業を通して立体の数値表現の一例を体験を通して感じてほしいと思っています。
当日は整理券を配布し、10回×4人のすべての席が埋まりました。保護者様も含め80名弱の参加者がいらっしゃったと見積もっています。1回の講座を30分としましたが、なかなか終わらないこともあり、研究室スタッフは常にバタバタしておりました。参加者のみなさんには楽しんでいただき、完成品ができたときはいつも笑顔が見られました。これを機会に3Dモデルや3Dプリンタに興味を持っていただけたらと思います。
学生スタッフ:渡邊 弘毅、小野寺 玲偉、小野寺 泰成、菊地 昌伍、千葉 琉生、林 亮太、渕向 貫太、横山 宝良
準備:斎藤 拓望、豊岡 怜央